腋臭症
腋臭とは一般的には「わきが」と呼ばれています。皮膚にはエクリン腺とアポクリン腺という、2種類の汗腺がありますが、腋臭の原因となるのはアポクリン腺で、わきの下、外耳道、まぶたの縁、鼻、乳輪、外陰部などの毛穴に分布しています。その汗に含まれる脂質・タンパク質が皮膚表面の細菌の作用で分解され、特有のにおいが生まれます。
治療には生活習慣を改善、清潔に保つ、腋毛の処理、市販の制汗剤の使用などがありますが、それでも不十分な場合には、手術治療を行います。当院では保険適応になる術式のみの対応になります。切開の必要のない施術(保険適応外)を希望される方は提携医院に紹介を行っております。
陥入爪
足の指に爪がくい込んで、爪の角がゆびに刺さり感染して腫れ、ますます食い込みがひどくなり悪循環となります。症状が進むと爪の横に肉が盛り上がり、化膿して悪臭を放ちます。この状態が陥入爪です。
陥入爪は爪の切り方が悪いと思われますが、歩き方、靴、水虫(白癬)に原因があることがあります。
陥入爪で痛みが出たときには、症状の軽いうちに医療機関に受診し、早期に悪循環を断ち切ることが必要です。爪の幅が広く、再発を繰り返す場合は手術が必要です。当院では積極的に爪の治療を行っております。