眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、上瞼が下垂しているために、上瞼が開けづらくなる状態です。生まれつき瞼を開く力が弱い先天的な場合と、眼筋疾患や加齢、コンタクトレンズの装用などによる後天的理由によるものがあります。
後天的な眼瞼下垂の場合、眼瞼の筋肉(挙筋腱膜)が瞼板という瞼の中の硬い組織から外れるために瞼をあげる機能が低下します。患者様は無意識に眉毛を挙げて見えるよう調節するため独特の姿勢、表情になります。姿勢などが理想の姿勢から崩れ、筋肉の緊張をきたすため、肩こり・頭痛・不眠など様々な症状を引き起こすと言われております。
当院では眼瞼下垂症の日帰り手術に力を入れております。
出血の少ない手術、短時間での手術に努め、術後早期から日常の生活を行うことで手術による生活の質の低下を最小限に抑える努力をしております。
また、当院では非常勤の眼科医による診察を全例に行っております。診察日が限られているため初診での同日手術はお断りすることがあります。
眼瞼下垂症の手術については、院長ブログにて詳しくご紹介しております。興味のある方はぜひご覧ください。
※手術自体は当日で完了しますが、術前の検査、術後の経過観察のために通院していただく場合があります。