ネパールでの活動報告第2弾😊

私自身は4年ぶりで3回目の参加となったADRAジャパンさんの医療活動ですが、前回ブログで書きそびれたネパール事情について第2弾として報告します。

ネパールは南アジアの中でも3方をインド、北を中国と2つの大国に挟まれており。最貧国として知られています。しかしながら街は若い人も多く、ヨーロッパなどからの観光客もあり数年ぶりに訪れただけでもその発展を見ることができました。

以前はこんな感じでした。

まずバスですが以前はトラックやバスの屋根に人がたくさん乗っているのが当たり前でしたが禁止になったそうで、市内ではめっきり見なくなりました。

あとは首都を離れると信号なんか1箇所もなかった道路に信号が出来ていたり。首都のカトマンズは観光客も多く、かなりの数の露店などがあり。ごった返し。活気があり商売繁盛している様子。

観光とまではいきませんが飛行機が出るまでの半日でカトマンズの周辺も散策。以前より街中のホームレスが見られなくなったり、ゴミの収集をしている人がいたり。ちょっとした変化がちらほら見られました。

ADRAJapanさんはこの地ですでに20年を超える活動実績があります。この20年の間に唇裂手術に対する患者さんたちの環境や意識にも変化を感じるところがありました。以前はほとんどが唇裂の初回もしく口蓋裂の方の手術であったのが、今年の手術では特に唇裂の修正や傷跡の修正が多くなっていました。

1人の患児の家族は6ヶ月くらい前にアメリカの医療チームが来て手術をしてくれたけどもう少し良くしたいとのこと・・・。患者さんの要求度も徐々に上がってきているんだなあと感心しました。

私が参加した初回(5年くらい前)でも17歳で口唇口蓋裂の初回手術(割れている唇を閉じる手術)を受ける方がおり17年間も口唇が開いた状態で生活されていることにびっくりしたのですが、村では唇裂を一種の呪いと捉えており村から出してもらえていなかったと話を聞いて非常に悲しい気持ちになったことをふと思い出しました。

現在、手術自体は各国からの医療チームがちょくちょく来るらしく、アメリカやオーストラリアなど形成外科関連のチームも診療実績があるそうです。ネパール人医師にも形成外科のDrはいますが保険などの問題で手術を受けるには高額な費用がかかるため無料の医療キャンプなどを頼って患者さんが集まるわけです。ADRAJapanとしても以前の体制と比べ現地のスタッフにより多く関わっていただき日本チームは周囲でサポートを行うという姿勢に徐々に変化しているようです。

歯磨きの指導を行うNs達

手術を待っている子供達の風景。どこの国でもスマホを持たしておけばしばらく大人しくしているのは各国共通のようです。

国の情勢はどんどん変化していきますが、なぜか夜間のみ病棟に忍び込むことを許されている猫がいる風景や、子供達の笑顔はいつまでも変わらないでいて欲しいものです。

そんな難しいことを考えながらふと手術終わりに眺めた夕焼けがとても綺麗でした。また来年も参加できるかな??それまで本業を頑張らねばと思う院長でした。