形成外科って結局なんですか?😳

形成外科医という仕事。

一体何をしているんでしょうか?非常に簡単にいうと体表の疾患を扱う外科!皮膚から見える体表面に近い部位の腫瘍をとったり、皮膚欠損や火傷の手術を主に扱う外科です。+αの仕事として顔面やその他体表の欠損に対する再建外科、顔面の骨折なども扱います。

扱う疾患は非常に多いのですが、眼瞼下垂症など目の疾患は眼科でも扱われますし、先天異常などはそれぞれの部位に応じて整形外科や耳鼻科などでも対応されています。顔面骨の骨折などは耳鼻科や口腔外科でも扱います。子供の頃にブラックジャックの漫画で憧れた指の再接着手術など、ハンドサージャリーを専門とする形成外科医も多く存在します。他科の先生からすればなくてもいいけどあると便利な科であることは間違いないと思います。

自分が学生の時のイメージでは交通事故や外傷で手や顔などの損傷に対しなるべく機能を温存しながら見た目も整えていくというイメージでやはり外傷の治療にあたるつもりで入局をしました。私は昭和大学出身で昭和大学の形成外科の看板といえば何と言っても唇裂口蓋裂の手術です。開業医となった今では生後3ヶ月の赤ちゃんの全身麻酔手術を扱うことは流石に無くなってしまいましたが、瘢痕の修正などできる限り唇裂口蓋裂の患者さんの治療には一生関わっていくつもりです。東京の大学に入職しましたが、全国を回って修行している間に形成外科医の少ない地域を転々とし、外傷や広範囲熱傷などに携わる機会が多く形成外科医として救急医療の最前線で命を守る現場に立つこともありました。

開業するにあたっては救急診療をしっかり続けて行こう。顔面骨折や外傷などの患者さんに大きな医療機関に受診する前にあそこに行けばなんとかしてくれるかもというクリニックになりたい。そういう思いで日々取り組んでおります。

傷を綺麗に治したい、早く治したいなどお困りのことがありましたら南青山TOKUNAKAクリニックまでお気軽にご相談ください。