男性の眼瞼下垂症の特徴

眼瞼下垂症の罹患率は女性の方が高いと言われています。

ただし男性でも眼瞼下垂症の方は多くおり、最近の患者さんは若い時からコンタクトなどを使用しており、男性でも低年齢化しているという印象があります。男性の方が鏡で自分の顔をじっくりと見る機会は少なく瞼がさがってきていることを自覚しにくいのかと思われます。

男性の方が眼瞼下垂症の手術をするときにもっとも注意する点が手術後は基本的に二重になってしまう事です。そしてかわいい瞳になりがちという点です。

当院ではなるべくその人らしさを損なわないで開瞼の機能だけが改善する手術を基本とし、個人個人の希望に応じたテーラーメイドの手術を心がけています。

それでは実際の症例を提示いたします。

元々奥二重のシャープな顔つきの男性の患者さんですが、なるべく見た目の変化をしたくないとのことでご要望をいただきました。術後は瞳孔の全体が露出し、かなり楽に視界が得られる様になりました。

写真の提示にご協力いただきました患者さんに心より感謝申し上げます。男性で眼瞼下垂症に悩まむ方の一助になればと快く引き受けていただきました。

男性は仕事をされている現役世代の方が多くダウンタイムの問題など困っているけど手術に踏み切れないなどのご相談を大変よく受けます。当院ではCO2レーザーを用いた切開など最新の手術機材にてダウンタイムをなるべく短く腫れにくい手術を心がけております。相談だけでも気軽に受診してみてください。