「逆さまつげ」放置していませんか?

学生の皆さんはそろそろ夏休みの季節ですね。コロナ、熱中症と遊びに行くときも何かと気を遣う時期ですが、ぜひ楽しんでください。

さて南青山TOKUNAKAクリニックでは先天性眼瞼下垂症に加えて、眼瞼(睫毛)内反症手術を行なっています。

眼瞼(睫毛)内反症手術とはあまり聞きなれないかもしれませんがいわゆる「逆さまつげ」です。まつげが目に突き刺さる状態です。あまり症状が強い状態で放置されてしまうと角膜障害や視力障害を引き起こす可能性があります。日本人は先天的に内反症の方が比較的多いとされ幼児期に自然に軽快することがありますが中高生くらいになるとあまり自然に軽快することもなくなっていく印象です。

治療は手術になりますが眼瞼の余剰皮膚を切除し瞼板と言われる部分に固定を行います。上瞼の場合はほとんど切開式の二重手術と同じような手術となります。下まぶたの場合もまつげが眼球に接触しやすい部分の余剰な皮膚を除去し、瞼板に固定を行う手術です。合併症は、内出血や腫脹(はれ)が多く、内出血の跡が1週間くらい続きます。傷痕は1ヶ月くらいすると目立たなくなってきますので夏休みなどの期間を利用して手術を受けることも可能です。

現在若干名であれば8月までの手術で対応可能です。夏休み中の手術を希望される方はお早めに受診いただけますようよろしくお願いいたします。