今回は眼瞼下垂症のある人にボトックスは要注意というお話。

ボットクス治療というのはシワの改善目的におでこにボツリヌス菌から作成した毒素を注入し筋肉を麻痺させることでシワを目立たなくするという治療です。

この治療なんですが実は、眼瞼下垂のある人のおでこに使用すると目が開けづらくなります。

というのも眼瞼下垂症のある方は眼瞼挙筋という筋肉がうまく働かなくなり瞼が開けづらいため普段から無意識に眉毛を上にあげて前頭筋という筋肉を通常よりも強く緊張させることによって視界を保っています。

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そのためおでこのシワが目立つ様になります。その状態で前頭筋を麻痺させるボトックスを使用すると視界を保つことが難しくなってしまうのです。

おでこのシワが深くなって気になる方はもしかすると眼瞼下垂症かもしれません。眼瞼下垂症を治療する前にも行うことのできるシワを改善する治療もございます。当院までご相談ください。