皮膚ガン手術と形成外科🤔

形成外科の手術の分野として一つの大きなカテゴリーとして皮膚腫瘍というものがあります。

中でも皮膚ガンは、腫瘍周囲をある程度距離を離して切除する必要があるため、取り方によっては顔面の変形をきたしたり、瘢痕が目立つ結果となる場合もあります。形成外科はそういった方のためになるべく傷跡を最小限に抑え、皮膚ガンを根治するという目的を達成することを同時に叶えることを目標とします。

皮膚ガンは頬部や鼻部などの比較的日光に暴露しやすい部位に多く、やや目立つ部位にできやすい特徴があります。痛みや出血などはほとんどなく徐々に大きくなる傾向があり、種類によって色は赤や黒になるため医師でも一見しただけでは判断に迷う場合もあります。

診断では、視診に加え、ダーマスコピーという拡大できるルーペを使用し診断の補助としております。その後は部分生検、切除生検など細胞の検査を行い、実際に切除する範囲を決めていきます。

実際の症例写真を供覧します。

お二人とも皮膚ガンに対し、皮弁手術を行い皮膚ガンは根治しました。局所麻酔での手術で意識がある中で手術が可能なため体へのご負担も最小限で手術が可能です。

南青山TOKUNAKAクリニックでは形成外科専門医が治療にあたるため、大きな皮膚腫瘍などでも安心し手術を受けることができます。痛みや出血などの症状がなくても徐々に拡大する皮膚のできものがあれば早めに専門家に受診することをお勧めします。